Webエンジニアという職業は誕生してから日が浅く、その歴史は非常に短いものです。
興味はあっても、果たして自分が向いているのか、判断しにくい職業かもしれません。しかし、歴史は短いとはいっても、進化の速い業界です。
ひとくちにWebエンジニアといっても、実際はかなり細分化されて来ています。
主にHTMLやCSS、JavaSciptなどを使ってWebページを作るコーダーと呼ばれる人たちや、PHPやNode.jsなどを使うサーバーサイドエンジニアなどがいます。あるいはデータベースを設計し、チューンナップを行うデータベースエンジニアなども、Webエンジニアの中の一つです。
種類が多く、Webエンジニアへの転向を考えている人は迷ってしまうかもしれません。しかし、これらに必要な適性は実は共通しています。
それは「新しい技術の吸収が大好きなこと」です。
かつて主流だったサーバ言語PHPは徐々に下火になり、Node.jsが主流になり始めています。ブラウザ側では、ここ1~2年はJQueryというライブラリを使ったプログラミングが主流になっていますが、すでに新しいライブラリが登場し、人気を博し始めています。最近は、特にCloudサービスが盛んになってきたことから、サーバさえ使わない設計や構築も出始めています。
新しい技術に手を出すことは、一つの冒険です。失敗がつきまとい、臆してしまう人もいるかも知れません。
しかし、これらの新しい技術をどんどん取り入れ、それを楽しめる人には、新しいプロジェクトが始まるたびに、「楽しい冒険」が始まると言えます。これを楽しめる人はすべて、Webエンジニアに向いているといって良いでしょう。